血液と水分の関係|血漿はどんな役割をしている?

私たちの体を流れている血液。

血液というと、赤血球や「赤い液体」というイメージが強いかもしれません。

しかし、血液は血球と呼ばれる細胞成分と、液体成分である血漿(けっしょう)からできています。

そして、血漿の大部分を占めているのが水分です。

この水分を含む血液が全身を巡ることで、酸素や栄養素などが運ばれ、体内で生じた物質の運搬にも関わっています。

今回は、血液と水分の関係、血漿の役割、水分不足や体液との関係についてわかりやすく解説します。

血液は何でできている?

血液は、大きく血球血漿に分けられます。

血球には、赤血球、白血球、血小板があります。

赤血球は酸素の運搬、白血球は免疫、血小板は止血などに関わっています。

一方、血漿は血液の液体成分です。

血球は、この血漿の中に存在しながら血管内を流れています。

血漿の大部分は水分

血漿の大部分は水分で構成されています。

その中に、たんぱく質、電解質、栄養素、ホルモン、代謝によって生じた物質など、さまざまな成分が含まれています。

つまり、水は単に体の中に存在しているだけではありません。

さまざまな物質を運ぶための媒体としても重要な役割を持っています。

体全体にどのくらい水分があるのかについては、体の水分量はどのくらい?成人・子ども・高齢者の違いと水の役割で詳しく解説しています。

血漿は細胞外液の一つ

体内の水分は、大きく細胞内液細胞外液に分けられます。

細胞内液は細胞の中にある水分です。

一方、細胞外液は細胞の外側に存在する水分で、血漿や組織間液などが含まれます。

つまり、血漿は体内にある水分の一部です。

血液と体液は別々のものとして存在しているのではなく、体内の水分バランスの中でつながっています。

詳しくは、細胞内液と細胞外液とは?体内の水分はどこにある?をご覧ください。

血液は酸素や栄養素を運ぶ

血液には、全身へさまざまな物質を運ぶ役割があります。

例えば、肺で取り込まれた酸素は、主に赤血球に含まれるヘモグロビンによって全身へ運ばれます。

また、消化・吸収された栄養素なども血液を通じて各組織へ運ばれます。

血漿は、こうした物質が体内を移動するための液体環境を作っています。

水は、体の中で物質を運ぶ仕組みを支える重要な存在なのです。

血液は不要な物質の運搬にも関わる

血液が運んでいるのは、体に必要な物質だけではありません。

体内で代謝によって生じた物質などを、処理や排出に関わる臓器へ運ぶ役割もあります。

例えば、血液は腎臓へ流れ込みます。

腎臓では血液がろ過され、体に必要なものを再吸収しながら、不要なものや余分な水分などを尿として排出します。

詳しくは、腎臓は水分をどう調節する?尿と体内の水分バランスで解説しています。

血漿には電解質も含まれている

血漿には、水分だけでなくナトリウムやカリウムなどの電解質も含まれています。

特に、細胞外液ではナトリウムが主要な陽イオンです。

こうした電解質は、体内の水分分布や浸透圧、神経や筋肉の働きなどに関係しています。

そのため、体内の水分を考えるときは、水の量だけではなく電解質との関係も重要です。

詳しくは、電解質とは?水分補給とナトリウム・カリウムの関係をご覧ください。

それぞれのミネラルについては、ミネラル辞典でも解説しています。

血液と浸透圧の関係

血漿には、水分とともに電解質やたんぱく質などさまざまな物質が存在しています。

体液中の物質の濃度は、水分がどのように移動するかにも関係します。

そこで重要になる考え方の一つが浸透圧です。

体は、水分や電解質の状態を一定の範囲に保つよう調節しています。

浸透圧については、浸透圧とは?体内の水分と電解質のバランスで詳しく解説しています。

水分不足になると血液にも影響する?

汗を大量にかいたり、水分を十分に摂れなかったりすると、体内の水分が不足します。

水分不足は、血漿を含む細胞外液の状態にも影響します。

その変化に対して、体は喉の渇きを起こしたり、腎臓で水分の排出量を調節したりします。

水分の損失が補給を上回り続けると、脱水につながります。

脱水は単に「喉が渇いている状態」ではなく、体液の状態が変化している状態として考えることが大切です。

汗と血液の水分は関係している

暑い日や運動時には、体温を調節するために汗をかきます。

汗として水分が体外へ失われれば、体内の水分状態にも変化が起こります。

さらに、汗にはナトリウムなどの電解質も含まれています。

大量に汗をかく場面では、水分だけでなく電解質の損失についても考える必要があります。

詳しくは、汗の成分はほとんど水?発汗と水分・ミネラルの関係をご覧ください。

水分が不足すると喉が渇く

体内の水分や体液の濃度が変化すると、その情報が脳へ伝わります。

その結果、水を飲みたいという感覚が生まれます。

これが喉の渇きです。

さらに、体は尿として失う水分を減らす方向にも働きます。

水を取り入れる仕組みと、水を体内に残す仕組みを組み合わせることで、水分状態を調節しています。

詳しくは、喉が渇くのはなぜ?口渇と水分調節の仕組みをご覧ください。

飲んだ水は血液に入る?

飲んだ水が、そのまま胃から血管へ流れ込むわけではありません。

水は消化管から吸収され、体内の水分の一部になります。

そして、血液を介して全身へ運ばれながら、体内のさまざまな場所で利用されます。

その後、余分な水分は腎臓などによる調節を経て尿として排出されます。

飲んだ水がどのように体内へ入るのかについては、水は体内でどう吸収される?飲んだ水の行方で詳しく解説します。

血液のために水をたくさん飲めばいい?

水分は血漿を構成する重要な成分ですが、「水を多く飲めば飲むほど血液によい」というわけではありません。

必要な水分量は、年齢、体格、食事、活動量、気温、発汗量などによって変わります。

また、体内では腎臓などによって水分量が調節されています。

短時間に極端な量の水を飲むのではなく、生活や環境に応じて適切に補給することが大切です。

水分補給については、水分補給はいつ・どのくらい?1日に必要な水分量と飲むタイミングをご覧ください。

血液と水は全身をつなぐ

血液の液体成分である血漿の大部分は水分です。

その血液が全身を巡り、酸素や栄養素などの運搬に関わっています。

一方、血液は腎臓などの臓器にも流れ、不要な物質の排出や水分・電解質の調節にも関係しています。

水は、体内を満たしているだけではなく、全身のさまざまな働きをつなぐ存在でもあります。

血液、体液、電解質、腎臓までつなげて考えると、毎日飲んでいる水が体内でどのように関係しているのかが見えてきます。

※本記事は、血液・血漿と水分に関する一般的な情報の提供を目的としています。強い体調不良、出血、むくみなどの症状がある場合は、医療機関へご相談ください。


災害時・断水時にもお水をつくれるウォーターサーバー

左 35歳 右 50歳

数あるショップの中から地球生活 ミネラル命水へご来店いただきありがとうございます。
店長 ミネラルアドバイザー芥川愛子です。
中学生から肌荒れがひどく、悩み、いろいろ試しました。最終的に体の中から整えること。ミネラルの大事さに辿り着きました。
本物のミネラルで体の内側から整えるシンプルで本質的な健康習慣をサポートいたします。

詳細はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA