今から27年前、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国連の「第一回地球環境サミット」という大舞台において、世界が注目したカナダ人の12歳少女の伝説のスピーチ。
当時はまだ子供であったセヴァン=スズキさんは、子供の視点から今地球上で起こっている数々の環境問題をストレートに指摘し、世界に向かって、そして大人に向かって問題提議をしました。
「世界を5分間沈黙させた少女」
そう世界中で知られるほど、27年経った今も伝説のスピーチと称されたセヴァン=スズキさんのメッセージ。
ところが、表にはほとんど出ませんが、この直後に登壇した伝説の日本人研究者のことは、あまり知られていません。
それは日本人初の「第一回地球環境サミット」の研究発表者であり、あの医療機関で使われるバリウムの開発者としても知られる薬学博士の嶋西浅男さん。
日本、世界におけるミネラル研究の第一人者でもあり、特に鉱物ミネラルに関してはプロ中のプロ。
その嶋西博士は、1992年のリオデジャネイロの地球環境サミットにおいて、日本代表という立場で研究発表をする大役を担い、それが偶然にもプログラムの流れからセヴァン=スズキさんの直後であったそうです。
「こんな地球環境にしてしまって、大人達は一体どうするの!?」
そんな問題を投げかけられて、各国の大人達も非常に登壇しずらい空気の中、日本の代表として招かれたミネラルを開発した一人である薬学博士の嶋西浅男博士(胃の検査にバリウム飲用を導入したことでも有名)が日本人代表としてこのサミットに参加され、公開実験を行ったのでした。
化学物質で汚濁した水槽を用意して、そこに魚を放ちました。すると5分も経たないうちに全部の魚が死んでしまったそうですが、そこに液体ミネラルを数滴入れて攪拌すると、有害物質が分離して水が透き通り、無害の沈殿物となって(ミネラルのキレート作用による無毒化)となって魚のエサとなったそうです。
世界が唸った日本の環境技術。
天の計らいなのか、世界に問題定義を投げかけた日系人少女の後に、日本人が出てきて、それを解決するテクノジーを紹介する。
日本のメディアでは、そんなこも一切報道されていませんが、実は27年前の環境サミットでは、こんなドラマがあり、そして嶋西浅男博士の技術は、世界が注目して、早速導入する実験も各国で動き出しました。
ところが、あらゆる環境問題が、単なるミネラル水だけでいとも簡単に改善してしまうのは、特定の利権を持っている人からすると、諸々お金の関係上、困ってしまうことも多々あります。
日本の放射能汚染も、すでに消す技術があっても、すでに国家予算として、意味のない土の掘り起こし除染活動に資金が流れているため、問題を消されてしまうと困ってしまう人々がたくさん出るので、放射能は消されては困るという変な世界になっています。
当時の日本、世界も今と変わらず、利権の絡みもあって、この技術が世界に普及することはありませんでした。