1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた第一回地球環境サミットでの報告書でした。
※(参照:Earth matters (in Japanese) より一部抜粋)
1992年のリオ地球サミットの公式報告書は、「世界各地の農場や牧草地の土壌のミネラル値の継続的な下落には深刻な懸念がある。」と結論づけています。 この報告書は、過去100年間にわたり、農業土壌の平均ミネラルレベルが、ヨーロッパで72%、アジアで76%、北米で85%、世界中で低下したことを示すデータに基づいています。その責めのほとんどは土壌の肥沃度を促進する自然な方法にはなく、人工的な化学肥料の大量使用にあります。NPKの考え方が起 因となった直接的な消耗はさておき、化学肥料は、また、土壌を酸性化する傾向にあることによって、土壌のミネラルを植物が使用できる化学形態に変換する役 割を果たしている多くの土壌生物を殺してしまいます。殺虫剤や除草剤も、植物の根(菌根と呼ばれる)と共生して住んでいる土壌菌の一部の種類を殺しますの で植物によるミネラルの吸収を減らしてしまいます。 菌根共生により、植物に、植物の根だけでできるよりもはるかに大きなミネラル抽出系に取り入る力が与えられます。
この最終結果のすべては、私達が食べる食べ物のほとんどはミネラル不足であるということです。~