
PFAS(有機フッ素化合物)を除去できる浄水器の選び方
近年、水道水や地下水へのPFAS(有機フッ素化合物)の混入が問題になっています。PFASはPFOS・PFOAなどの総称で、自然界では分解されにくく「永遠の化学物質」とも呼ばれます。
健康への影響が懸念されており、浄水器での除去を検討する方が増えています。今回は、PFASを除去できる浄水器の選び方を解説します。
PFASとは何か?
■ 有機フッ素化合物の一種
PFASは約1万種類以上の有機フッ素化合物の総称です。撥水加工・消火剤・フライパンのコーティングなどに広く使われてきました。自然界での分解が非常に難しく、環境中に蓄積しやすい特徴があります。
■ 水道水への混入
軍の基地跡地周辺や工場付近の地下水・水道水からPFASが検出されるケースが報告されています。日本でも環境省が水質目標を設定し、監視が強化されています。
PFASを除去できるフィルター方式
■ RO膜(逆浸透膜)
RO膜(逆浸透膜)は非常に細かい膜(0.0001ミクロン)で水をろ過するため、PFASを含む多くの化学物質を高い割合で除去できます。現時点でPFAS除去に最も有効とされる方式です。
■ 活性炭フィルター
活性炭フィルターはPFASをある程度吸着する効果があります。ただし、活性炭の種類・量・接触時間によって除去性能に差があります。
■ セラミックフィルター単体
セラミックフィルター単体ではPFASの除去は難しいとされています。物理的なろ過が主な機能のため、化学物質には限界があります。
PFAS対応浄水器を選ぶポイント
■ 試験・認証を確認する
「PFAS除去」を謳う製品でも、実際の試験データがない場合があります。第三者機関の試験データや除去率の数値を確認することが重要です。
■ 設置タイプを選ぶ
RO膜を使った高性能浄水器はアンダーシンク型が多く、工事が必要です。賃貸の場合は設置タイプの選び方をあわせて確認してください。
■ メンテナンスも考慮する
RO膜フィルターは2〜3年ごとの交換が必要です。フィルターのメンテナンス方法をあわせて確認し、長期的なコストも検討してください。コスト比較も参考にしてください。
まとめ
- PFASは自然界で分解されにくく水道水への混入が問題になっている
- RO膜(逆浸透膜)が最も高い除去性能を持つ
- 活性炭フィルターも一定の効果があるが製品によって差がある
- 第三者機関の試験データを確認して選ぶ
- メンテナンスコストも含めて検討する
→ RO膜の仕組みを詳しく見る → トリハロメタンの除去 → 鉛の除去 → フィルターのメンテナンス → LifeWaterウォーターサーバー
※本記事はPFAS除去浄水器の一般的な選び方を解説したものです。実際の除去性能は製品によって異なりますので、各製品の試験データをご確認ください。
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