
微量ミネラルとは?8種類の働きと特徴
ミネラルの中には、体に必要な量はわずかでも、生命活動を支えるために欠かせないものがあります。
それが「微量ミネラル」です。
鉄や亜鉛、銅、ヨウ素などが代表的で、血液をつくる働きや酵素の働き、代謝など、体内のさまざまな機能に関わっています。
今回は、微量ミネラルとは何か、代表的な8種類とそれぞれの働きについてわかりやすく解説します。
微量ミネラルとは?
微量ミネラルとは、体に必要なミネラルのうち、必要とされる量が比較的少ないものを指します。
日本の食事摂取基準で基準が設定されているものでは、次の8種類が微量ミネラルに分類されます。
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- マンガン
- ヨウ素
- セレン
- クロム
- モリブデン
「微量」という名称は、体にとって重要ではないという意味ではありません。
必要量は少なくても、それぞれが体内で重要な役割を担っています。
鉄
鉄は、赤血球中のヘモグロビンの構成成分として重要なミネラルです。
ヘモグロビンは肺から取り込んだ酸素を全身へ運ぶ働きをしているため、鉄は体内の酸素運搬に深く関わっています。
レバー、赤身の肉や魚、貝類、大豆製品、野菜などに含まれています。
亜鉛
亜鉛は、多くの酵素の構成や働きに関わるミネラルです。
たんぱく質や核酸の代謝、細胞の成長などに関わるほか、正常な味覚を保つためにも必要です。
牡蠣をはじめとする魚介類、肉類、卵、豆類などに含まれています。
銅
銅は、体内のさまざまな酵素の構成成分として働くミネラルです。
鉄の利用や赤血球の形成を支えるほか、体内の酸化還元反応などにも関わっています。
魚介類、レバー、種実類、豆類などに含まれています。
マンガン
マンガンは、さまざまな酵素の働きに関わるミネラルです。
骨の形成や、糖質・脂質などの代謝に関わる酵素の働きを支えています。
穀類、豆類、種実類など、さまざまな植物性食品に含まれています。
ヨウ素
ヨウ素は、甲状腺ホルモンをつくるために必要なミネラルです。
甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝や成長などに関わっています。
海藻類や魚介類などに多く含まれ、日本では海藻を食べる習慣があるため、摂りすぎにも注意が必要なミネラルです。
セレン
セレンは、体内の酵素やたんぱく質の構成成分となる微量ミネラルです。
抗酸化に関わる酵素の働きなどを通して、体内のさまざまな機能に関係しています。
魚介類、肉類、卵などに含まれています。
クロム
クロムは、ごく少量が体内に存在するミネラルです。
糖質や脂質などの代謝に関わるとされています。
必要量は非常に少なく、通常の食生活ではさまざまな食品から摂取されています。
モリブデン
モリブデンは、体内のいくつかの酵素の構成成分として働くミネラルです。
体内で起こるさまざまな代謝反応に関わっています。
豆類や穀類などに含まれ、必要量はごくわずかです。
微量でも欠かせないミネラル
微量ミネラルは必要量こそ少ないものの、血液、代謝、酵素、ホルモンなど、体内のさまざまな働きに関わっています。
一方で、必要量が少ないミネラルは、サプリメントなどによる過剰摂取にも注意が必要です。
特定のミネラルだけを大量に摂るのではなく、日々の食事からさまざまな栄養素をバランスよく摂ることが基本です。
「微量だから重要ではない」のではなく、微量であっても体に欠かせないのが微量ミネラルです。
それぞれの働きや含まれる食品を知り、毎日の食生活に役立てていきましょう。
※本記事は一般的な栄養・健康情報の提供を目的としています。特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。
ミネラル辞典 INDEX

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店長 ミネラルアドバイザー芥川愛子です。
中学生から肌荒れがひどく、悩み、いろいろ試しました。最終的に体の中から整えること。ミネラルの大事さに辿り着きました。
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