災害と水辞典
いざという時に生命を守る水の知識。

断水したらどうする?最初にやることと水の確保方法

地震や台風、豪雨、水道設備のトラブルなどによって、突然断水することがあります。

蛇口をひねっても水が出ないと、「飲み水はどうする?」「トイレは使える?」「まず何をすればいい?」と慌ててしまうかもしれません。

断水時には、限られた水を大切に使いながら、正しい情報を確認し、安全な水を確保することが重要です。

今回は、断水したら最初に確認したいことや、飲料水・生活用水を確保する方法についてわかりやすく解説します。

断水したらまず原因と状況を確認する

水が出なくなったら、まず自宅だけの問題なのか、地域全体で断水しているのかを確認しましょう。

自宅だけで水が出ない場合は、元栓や給水設備、集合住宅の設備などに原因がある可能性もあります。

周辺地域でも断水している場合は、自治体や水道事業者などから情報が発信されていないか確認します。

  • 自治体の公式サイト
  • 水道事業者の公式情報
  • 防災メールや防災アプリ
  • 自治体の公式SNS
  • テレビやラジオ

断水の範囲や復旧見込み、応急給水の場所など、できるだけ正確な情報を確認しましょう。

自宅にある飲料水を確認する

次に、自宅にある飲料水の量を確認します。

ペットボトル水や保存水など、安全に飲める水がどのくらい残っているか把握しておきましょう。

断水がいつまで続くかわからない場合は、最初から大量に使用せず、飲料や調理など必要性の高い用途を優先することが大切です。

飲料水と生活用水を分けて考える

断水時には、水を飲料・調理用生活用に分けて考えると管理しやすくなります。

飲料・調理用には、安全性が確認できる水を使用します。

一方、生活用水は、状況や用途に応じて飲用以外の水を利用できる場合があります。

  • 手洗い
  • 掃除
  • 身体を拭く
  • トイレ
  • その他の生活用途

ただし、水の状態や用途によって使用できるかどうかは異なります。安全性がわからない水を飲料や調理に使用しないよう注意しましょう。

給水所の情報を確認する

広範囲で断水が発生した場合、自治体などによって応急給水が行われることがあります。

給水場所や時間、利用方法などは状況によって異なるため、自治体や水道事業者が発信する最新情報を確認しましょう。

給水を受ける場合は、水を持ち帰るための容器が必要になることがあります。

普段から給水用タンクやウォーターバッグなどを防災用品として準備しておくと、いざというときに役立ちます。

給水用の容器は持ち運びやすさも重要

水は1リットルで約1kgあります。

10リットルの水なら約10kg、20リットルなら約20kgになるため、大きな容器ほど便利とは限りません。

給水所まで徒歩で移動する可能性も考え、自分で持ち運べる容量の容器を複数準備する方法もあります。

キャリーカートなど、水を運ぶための道具もあると負担を減らせます。

トイレの水は慎重に判断する

断水すると、「浴槽に残っている水をトイレに流せばいい」と考える方もいるでしょう。

しかし、地震などで排水管や下水設備が損傷している場合、水を流すことで漏水や逆流などの問題が起こる可能性があります。

災害後は、自治体や管理会社などから排水設備の安全性について案内が出ていないか確認し、状況がわからないまま大量の水を流さないことが大切です。

断水時に備えて、携帯トイレや簡易トイレも準備しておきましょう。

節水しながら衛生を保つ

断水時には、限られた水をできるだけ長く使う工夫が必要です。

ただし、節水を意識するあまり衛生状態が悪化しないよう注意しましょう。

  • ウェットティッシュを利用する
  • 身体拭きシートを活用する
  • 使い捨て手袋を使用する
  • 食器にラップなどを使用する
  • 携帯トイレを利用する

水を使わずにできる方法を取り入れることで、飲料水や生活用水を節約できます。

停電も同時に起こる可能性がある

大規模災害では、断水と停電が同時に発生する可能性があります。

電動ポンプなどを使用する給水設備では、停電によって水が供給できなくなる場合もあります。

また、電気を使用する浄水設備やウォーターサーバーなども、停電時には通常どおり使用できない場合があります。

防災用の設備を選ぶときは、電気や水道が止まった状態でも利用できるかを確認しておくことが大切です。

備蓄した水がなくなることも想定する

家庭で水を備蓄していても、断水が長期化すれば使い切る可能性があります。

そのため、防災ではペットボトル水などを備えるだけでなく、備蓄がなくなった後にどうやって水を確保するかも考えておく必要があります。

  • 応急給水を利用する
  • 給水用容器を準備する
  • 生活用水の確保方法を考える
  • 災害時に利用できる浄水方法を検討する

複数の方法を準備しておけば、状況に応じて対応しやすくなります。

断水が復旧してもすぐに水を使わない場合がある

断水が復旧した直後は、水道管内の状況などによって、水の色やにおいなどに変化が見られる場合があります。

水道事業者や自治体から使用方法について案内が出ている場合は、その指示に従いましょう。

見た目やにおいに異常を感じる場合は、自己判断で飲用せず、水道事業者などに確認することが大切です。

断水は起きる前の準備が重要

断水が起きてから大量の水を確保しようとしても、店舗では水が売り切れたり、給水所が混雑したりする可能性があります。

普段から飲料水を備蓄し、給水用容器や携帯トイレなどを準備しておけば、突然の断水にも対応しやすくなります。

「水が止まったらどうするか」を平常時に決めておくことが、断水時の負担を減らすことにつながります。

飲料水の備蓄だけでなく、生活用水、給水、停電時の対応なども含めて、家庭の水の備えを一度確認しておきましょう。

※本記事は断水時の一般的な防災情報の提供を目的としています。災害や断水の状況によって適切な対応は異なります。自治体、水道事業者、集合住宅の管理者などが発信する最新情報や指示をご確認ください。



左 35歳 右 50歳

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店長 ミネラルアドバイザー芥川愛子です。
中学生から肌荒れがひどく、悩み、いろいろ試しました。最終的に体の中から整えること。ミネラルの大事さに辿り着きました。
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