地球上の雨水はもはや飲用に適さないことが研究で明らかに

英語で“Forever Chemicals(永久に残る化学物質)”とも呼ばれ、自然界や体内で分解されにくく、一度生成されると蓄積されやすい…さらに発がん性も謳われる「フッ素」の汚染が限界を超えたと、スウェーデンの大学が結論づけました。

アメリカの飲用水汚染ガイドラインに則ると、「地球上の雨水の全てが飲用に適さない」ということが複数の環境科学者の研究によって明らかになったと「Business Insider」が報告しています。

汚染されていない土地はもはや存在しない


現在の雨水には、フッ素系界面活性剤(以下PFAS)という有害な物質が含まれているということ。2022年8月2日に「エンバイロメンタル・サイエンス&テクノロジー(Environmental Science & Technology)」に掲載されたこの論文によれば、何十年にもわたってPFASを研究してきたストックホルム大学の研究者たちは、PFASがこの地球の全体に広がり、PFASに汚染されていない土地はもはや存在しないというエビデンスを発見したそうです。

地球には数千種類ものPFASがありますが、すべて人工物です。「euronews」など複数のメディアが解説するところによれば、食品パッケージ、撥水加工の衣服、家具、カーペット、消火剤、焦げ付き防止機能付きのフライパンや鍋、電気製品、そしていくつかはシャンプーや化粧品にも含まれているとのこと。

https://www.esquire.com/jp/news/a40903427/all-of-rainwater-on-earth-no-longer-sage-to-drink/

なんとも。本当に悲しいことですね。

私たち人間は、ミネラルや浄水器を付け、軽減させることもできます。

しかし、地球に住んでいるのは人間だけではありません。

動物・植物・微生物・・・

多くの生命がこの地球に共存をしています。

このような地球環境の中で生命が生きていくしかないことに、かわいそうであり、申し訳ないことですね。

人間の経済優先で生きてきた結果が、このような水質悪化につながっています。

私たちは、消費行動によって何を購入し使うか、を選択し、なるべく地球環境が悪化しない生活をし、そして、ミネラルによって水質を改善することを取り組めたらと思います。