ミネラルという元素を知る上で

知っておくべき酸化と還元 シリーズ①

これはなが~くなるので分割して、書いていきますね。

世の中では酸化というと悪というイメージであり、還元というと善というイメージではないでしょうか?

酸化のイメージとしてよく出されるのが

鉄の錆。
リンゴの変色

酸化という風化によって、劣化というものを連想させるでしょう。

そして、「活性酸素」という名前がど~んと出て、細胞を傷つけるとか老化を引き起こすとか言われています。

間違いではない。

では、活性酸素っていったい何でしょう?「フリーラジカル」と言われていますね。フリーなラジカルのこと。

酸素は体内でフリーになると問題が起こるってことです。

酸素はいつも血中のヘモグロビンとタックルを組んでセットでいて、初めていい働きをします。ヘモグロビンが抱えられる量の酸素であれば問題ないけど、酸素が必要以上にあって、ヘモグロビンがもっと言うと赤血球が元気でないと酸素を捕まえきれず、フリーにしてしまう。そうやって、フリーになった酸素がフリーラジカルとして血中を浮遊することがよくないということ。

でもね。酸化は、私達の体の異物、バクテリアやウイルスなどが入った時や、何かやば~いものが体内に入ってきたときに燃やして灰にしてゴミを掃除するという役割があります。

風邪で発熱することも、蚊などの虫に刺されて炎症を起こすことも、アレルギーで皮膚に出る炎症さえ、酸化というゴミを燃やして灰にするという免疫の働きによって起こす自然な対応なのです。

もしも、この酸化が起こらなければ私達は、体内に入ってきた異物のゴミを掃除することなくただ体内に貯め続けることになります。

そのごみが溜まり続けると、あるとき限界が来て爆発するのです。

また、女性の排卵や生理も同様、卵巣や子宮を酸化によって炎症を起こし、卵胞したり生理で子宮を燃やして一掃させたりするのでうs。

酸化はそういった面ではとても体内では大切な現象であり、生き抜くために必要なものなのだということは理解できたでしょうか?

今日はこの辺で終わろうかな。

まずは生命にとって酸化もかなり必要だということを知っておいて欲しいと思います。