にがりとミネラル命水の違いについて

にがりって体にいいの!?

健康情報を探している方は、一日、数滴飲むと良いと聞いたことがあると思います。

にがりとは、豆腐を固める際に使われる凝固剤です。

にがりもミネラルの一種です。にがりとミネラル命水について調べてみました。

〜ミネラルは「バランス」が命です〜

「ミネラルは身体に良い」 これは多くの方が聞いたことのある言葉だと思います。 しかし実際には、どのミネラルを、どのようなバランスで摂るかによって、身体への影響は大きく変わります。

今回は、よくご質問をいただく「にがり」と「ミネラル命水」の違いについて解説します。

にがりって何?

にがりは、海水から塩(塩化ナトリウム)を取り除いた後に残る成分です。 主成分はマグネシウムで、豆腐の凝固剤としてもよく知られています。 そのため、

  • 効率的なマグネシウム補給
  • スッキリした毎日を維持したい
  • 一時的な栄養補給 といった目的で選ばれることがあります。

にがり自体が悪いわけではありませんが、知っておいていただきたい点があります。

にがりはマグネシウムが中心

にがりの成分の多くはマグネシウムです。 ここに大切なポイントがあります。 ミネラルは、単体で働くものではありません。体内では複数のミネラルが互いに影響し合いながら、チームとして働いています。

ミネラルには「拮抗(きっこう)作用」があります

拮抗とは、ある成分が、別の成分の働きや吸収を邪魔し合う関係のことをいいます。

ミネラル同士には、お互いのバランスを調整し合う「拮抗関係」があります。 代表的な例として、

  • マグネシウムとカルシウム
  • ナトリウムとカリウム
  • 亜鉛と銅

などが挙げられます。

特定のミネラルだけを過剰に摂取すると、他のミネラルの働きとのバランスを崩してしまう可能性があります。

その結果、
「なんとなく冴えない」
「日々のコンディションが乱れがち」
といった、体調のアンバランスを感じる原因にもなりかねません。

拮抗とは、一方が強くなりすぎると、もう一方が引きずられてしまい、本来の力を発揮できなくなります。

例えば、マグネシウムを過剰に摂りすぎると、拮抗関係にあるカルシウムの吸収が妨げられ、結果として体内のバランスがガタガタになってしまうのです。

「身体に良いと聞いたから、その鉄だけ!カルシウムだけ!マグネシウムだけ!など偏ったものを足す」 という考え方は、ミネラルに関しては注意が必要です。

大切なのはミネラルの「バランス」

人の身体は、自然界の一部です。 自然界の水や土、海には、数十種類のミネラルが絶妙な比率で存在しており、私たちの身体はそのバランスに適応するようにできています。

そのため、特定の成分を突き抜けて補うよりも、全体の調和を保つことが重要になります。

ミネラル命水の特徴

ミネラル命水は、以下の点にこだわっています。

  • 特定の成分だけに偏らず、50種類以上のミネラルをバランスよく含有
  • 主要なミネラルから微量ミネラルまでを網羅
  • 自然界の組成に近い、調和のとれた設計

目的は不足を「補う」ことだけではなく、身体が本来持っている健やかなコンディションを維持できる環境を整えることです。

にがりとミネラル命水の考え方の違い

にがりは、特定の成分をスポットで取り入れたい時に使われます。 一方、ミネラル命水は、日常的に飲む水として、長期的な「健康の土台づくり」を重視しています。

短期的な変化を求めるのか、それとも毎日の積み重ねで内側からのバランスを整えたいのか。 この違いが、選択の分かれ目になります。

ミネラルは量より「関係性」が重要です

ミネラルは、多ければ良い、強ければ良いというものではありません。

  • どのミネラルが
  • どのような比率で
  • どのように共存しているか

この「関係性」こそが、健康の土台を作ります。 毎日口にする水だからこそ、身体に負担をかけない、バランスの取れたミネラルを選ぶことが大切です。

間違った健康情報がたくさん広まり、悲しくなります。健康情報を調べて信じて試してみるほど、体調を崩してしまいます。かつての私がそうでした。

正しく調べてご自身の体調と向き合って判断しましょう。

私は絶対に、にがりは飲みませんし、絶対に、お勧めしません。


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